FULL LEATHER model
1950年6月から1951年12月までの約1年半のみ製造された総革張りZIPPO。
革の種類は、English Morocco(山羊)とCalfskin(子牛)の2種類。
各々Red/Tan/Blue/Greenの4色があった。
リッドとボトムケースの合わせ目が、革の厚みだけ反り返された専用のケースに、
革職人が手作業で全面革張り加工を行った。
Morocco
550 Morocco Tan
550 Morocco Red
550 Morocco Green
Calfskin
550 Calf Tan
550 Calf Red
550 Calf Blue
550 Calf Green
 【トピックス@】  Leather Crafted専用の外箱(最初期)
“LEATHER CRAFTED”と書かれた、専用の紺銀ストライプ箱が使われた。
下箱にはエンボスのあるの専用台紙が用いられ、厚紙を3枚重ねてライターを収める空間が作られている(この方法は、後にMoney-Clip Knifeの箱でも採用された)。上箱裏面には当時の他のBOX同様、上箱裏面とライターの擦れを防ぐための仕切り枠が取り付けられていた。
 【トピックスA】  Leather Crafted専用のボトムケース
Leather Crafted(Full Leather)モデルの外側の革を全て剥がすと、専用に作られたソリッドブラスケースが現れる。底面はキャンドではなくフラットで、ZIPPOの刻印はない。リッドとボトムケースの合わせ目が革の厚みの分だけ均一且つなだらかに反り返されている。

LEATHER WRAP model
FULL LEATHER modelの後継モデルとして、1951年末から1960年頃迄販売された革巻きZIPPO。革の種類はAlligator、Reptile、Moroccoの3種類で、Reptile(爬虫類)としてヘビ・トカゲなどがあった。色は、Black/Blue/Red/Green/Brownの5色。革と色の組み合わせは、以下の通り。
  ・Alligator :Brown
  ・Reptile  :Green/Brown/Red
  ・Morocco:Black/Blue
Alligator
(Brown)

1951〜1952年スチール製

1953年スチール製

1954〜1955年前期ブラス製

1955年後期ブラス製
Reptile
(Red)

1951〜1952年スチール製

1953年スチール製
Reptile
(Green)

1951〜1952年スチール製
Reptile
(Brown)

1953年スチール製
Morocco
(Black)

1953年スチール製

1955年ブラス製

1956年ブラス製
Morocco
(Blue)

1953年スチール製

Leathercrafted